曽根寛 刀鍛冶銘 正法鍛冶
1973年11月25日
岡山県倉敷市に生まれる
サラリーマンの家庭
岡山理科大化学付属高校卒業
鹿児島経済大学卒業
1997年(平成9年) 長野県無形文化財保持者 長野県在住 宮入 法廣刀匠に入門、7年間修行を積む
2003年(平成15年) 曽根寛として文化庁美術刀剣製作承認を受ける
2004年(平成16年)4月 備前長船刀剣博物館付属鍛錬場で作刀開始
2009年(平成21年)4月 島根県仁多郡奥出雲町内にある(株)日立金属 安来製作所 鳥上木炭銑工場 日本刀鍛錬場で作刀開始
2017年(平成29年) 玉野市滝に正法鍛錬場を建てる
2024年(令和6年)


■備前伝発祥の地である岡山県に生まれ育つ中でいつしか備前刀の美しさに引かれ、「自分でも造ってみたい」という想いが強くありました。
学校を卒業後、石川県におられました人間国宝「故隅谷正峰先生」に入門をお願いしました。先生は体調も優れないとの事で隅谷先生の門人の宮入法廣先生を紹介してくださり、入門を許されました。
宮入法廣先生は備前一文字を得意とされていて、その作風は姿が美しく、華やかな丁子刃紋が特徴です。私も入門してから今まで懸命に師匠から備前一文字を学んできました。
美しく、品がありそして力強さを感じさせる刀を目指し、これからも精進いたします。